2026.01.11.Sat

Diary

西荻窪の飲んだくれミュージシャンおよび店主たちの新年会的な催し物「西荻窪新春シャンソンショー」へ出かけた。もちろん誰もシャンソンは歌わない。これは早口言葉だ。

演者はこのイベント名とサブタイトルの早口言葉を言えないとテキーラを飲むことになっている。それ以外にも粗相があるたび「飲め飲め」とヤジが飛び、2ステージあるバンドは後半ベロベロに酔っ払ってもはや何を歌っているのか誰もわからないなど、出演者もお客も得をしない(お店側も未払いテキーラ代が発生するらしくあんまり得をしていないような)謎のイベントである。

そんな謎イベが毎度すし詰め状態で、今年7回目を迎えてしまうのが、西荻窪という街の狂気的な部分だと思っている。

荒ぶる演者たちにやんやとヤジを飛ばしたりゲラゲラ笑ったりしながら思ったのだけど、多分、昨日の意識消失中の私は普通の感覚で周りが引くような下ネタを言ったんだろうな。

思えば西荻窪の”しょんべん横丁”と呼ばれる小さくて密度の濃い飲み屋街で10年も飲んできたのだ。そんな人間が下ネタ嫌いなわけがない。

反省すべきは下ネタを言ったことよりも、下ネタに乗ってくれる人のいない店でそれを言ってしまったことだな、と思った。反省する方向性を変えよう。つまり私はもともとくだらない人間で、しょうもない話が好きで、下品な話をゲラゲラ笑って聞いてしまうし発言してしまう、そういう感性を持っているのだった。そこを否定しても仕方ない。

くだらなさ、下品さ、しょうもなさ、恥ずかしさ、痛々しさ、アホらしさ。そういうものが好きだからこの街で、いや、この沼で、飲み続けている。

そんなことを実感したイベントだった。酔っ払い騒ぎ笑いしょうもないことを繰り広げる飲兵衛たちが、今日も愛おしい。

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