一説によると、やるべきこと・やらなきゃと思っていることを放置したり先延ばしたりしている状況というのは、人の脳に非常にストレスを与えるらしい。なるほどなあ、と、仕事始めから怒涛の山積みタスクや”やりたいこと”を見て見ぬふりしてきた私は納得した。じりじり擦り減るようなストレスを感じていたところだ。
というわけで今日は諸々のタスクを解消するぞ、と決めて朝から活動的に過ごした。
気になっていた用事や仕事を片付け、読みかけの論文も読了。読書メモの整理と次に読む論文の選定も終え、やりたいなと思っていたことにも少し手をつける。こうして夜はスッキリした気分で阿佐ヶ谷に飲みに行ったのであった。いまバイトしている工務店の新年会(という名目の飲み会)である。
社長に連れて行ってもらったお店で蒸し牡蠣をご馳走になる。焼鳥も出汁割りも美味しかった。締めに行ったバーも、オリジナルカクテルが美味しくてとても良かった。沿線上に住んでいるものの、阿佐ヶ谷にはあまり行かないので、どのお店に行っても新鮮で楽しい。
個人事業主だと納品さえできれば好きな時間に働くことができるから、つい時間を意識しないでのんびりしがち。それはそれで自由度が高くて好きなのだけど、日中にしゃかりき働いて夜にまったり過ごすような、そんなメリハリの効いた生活もいいよなあと思う。そういえば社長は以前から「岡本さんは夜の人じゃなくて昼の人だ」と言う。私は昼でも夜でも好きに寝て好きに働いて好きに暮らしたい、自由に、枠にとらわれずその時の気分次第で暮らしたい、と思っていたのだが、こうやって昼と夜のメリハリをつけてストレスが減った感覚を味わうと、社長の言うこともなんかわかる気がするなあ、と思う。
問題は、「朝と夜でメリハリつけるの最高!」という気分と「時間にとらわれず朝でも夜でも好きなことやってるの最高!」という気分が交互に引いたり押し寄せたりしていることで、要は「どっちの生き方も好きだし、なんでもいいよー」と思ってしまうところにある。なんでもいい、全部好き。それは一言でいえば、「混沌」に近しいものだと思う。混沌が私の体の内側に常に渦巻いている、ゆえに、私の人生はいつも混沌としている。海のようにあらゆるものを飲みこんでいる。それを、楽しんでいる。



