友人と、代々木上原の「按田餃子」でランチを食べる。二人とも食欲が爆発して、食べたいものを次から次へと頼んでテーブルを埋め尽くした。水餃子は2種に絞ったけれど、全種類を頼んでも良かったかもしれない。全て美味しくてペロリと平らげてしまった。大満足。

友人の身に最近起きた出来事を聞きながら、その人のもつ世界観や価値観に対して敬意や尊重がない人とはあんまりうまく付き合えないな、と考えていた。
七つの大罪と呼ばれるもののなかで、私がいつも自戒を込めて気にしているのが「傲慢」だ。人は簡単に傲慢になる。他人の心は、というか自分の心さえもそう簡単にはわからない、多面的で複雑な形をしているのに、一面だけを見てわかった気になる。浅い部分だけ覗いて知った気になる。点と点を見て勝手に線を引く。
私は自分の声をちゃんと聞けているだろうか、目の前にいる人の話をちゃんと聞けているだろうか、その人の価値観を理解しようとしているだろうか、取りこぼしはないだろうか。掬ったと思っても指の隙間からぽろぽろと落ちるものがある、その落ちたカケラにどれくらい想像力を働かせているだろうか。
四六時中いつもそんなことを考えていたら疲れてしまうから、そのスイッチをオフにしているときもあるし、そんなときは自分の傲慢さを許すけれど、やっぱり他人に対してはなるべく真摯に向き合いたい。
その人が本当は何を言おうとしているのかを、できるだけ丁寧に聞いてあげたい。今それが出来ているのか、自信はないけれど。目指すところはその真摯さの先にあるような気がするから。
そんな気持ちで、か細い声で話す友人の話を聞いた午後だった。自分の「好き」を大切にしてみんなが生きていけたら良いな。


