2026.05.02.Sat

Diary

小川糸『食堂かたつむり』を読む。さらりと読了。なぜ元恋人をインド人にしたのだろう。個人的に思い入れがあったのかしら…?

喉の痛みと鼻水、そして悪寒。風邪が本格的になりつつある。もちろん腰も痛い。体調を気遣いながら、日中はリモートで仕事をこなした。今日みたいな体調の日は家を出ずに完結するリモートの仕事が本当にありがたい。今後もやらせていただきたいなあ。

仕事後、お風呂に入りながら、草間彌生『クリストファー男娼窟』を読む。海外文学のようなソリッドな文体が心地よい。風景やささやかな気配の描写はとても丁寧だけど、どこかカラッとしていて日本文学の湿っぽさとはまた違う。翻訳された小説を読んでいるような気がした。おもしろいなあ。

夜、東中野へ。本屋さん「platform 3」で開催されている知り合いの写真展「GANGA」を見る。クンブメーラーという祭りのタイミングでバラナシに行ったと聞いて、きっといかにも祭りらしい混沌とした風景が飾られているのだろうと思ったら、そこに飾られていたのは何気ないインドの日常の景色だった。ガートを見下ろすように座っている老夫婦、野菜の屋台で買い物するおばさん、山積みの人参やレモン。彼の着眼点や風景の切り取り方に心打たれ、個展と同じタイトルの自費出版の写真集を購入した。

platform 3の階下にも本屋がある。「詩をはじめる本屋」というコンセプトを掲げた「蒼枯」というこの本屋は、西荻窪の知人がこの4月に開けた店で、一ヶ月遅れの開店祝いに伺ったのだ。ビール売ってますよと言うので、福井のクラフトビールをいただいた。カルダモンや柿の風味がする、コーラのようなビールだった。

店内には西荻窪のバー「キュリオサー・キュリオサー」の店主・わかくんの作品が展示されていた。みんな活動的ですごいなあ。私も負けてられん、と思いながら、蒼枯の店主におすすめされた詩集を購入して帰宅。よく見てみると、私の好きな詩人・尾形亀之助の詩集『カステーラのように明るい夜』の編者さんの本だった。読むのを楽しみにしつつ就寝。

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