前日の昼から公園で酒宴を開き、その後も西荻窪の店をてんてんとして、帰ろうかと区切りをつけたのは日曜日の朝7時頃だった。あぶない、うっかり丸一日飲んでしまうところだった。
もともとお花見をやろうと話していたのだけれど、桜が咲いている時期には参加者みんなのタイミングがあわなくて、最終的には桜の木の下で新緑を見ながらのピクニックになった。みんなの持ち寄りがまた豪華で、このメンツが集まるといつも「万国うまいもの博覧会」みたいになる。私たちって本当に美味しいものには目がないよね、と友人たちで集まるたびにキャッキャと話す。

その友人の一人と朝7時まで飲み続けたのだ。彼女はそのまま家にやってきてうちに泊まった。同居猫のムギさんを吸って満足している友人の横で、私はさっさと眠りに落ちた。これくらい自由にやっていても許されるのがありがたい。この友人と一緒に過ごすのは本当に居心地がいい。彼女もそう思ってくれていたら良いなと思う。
昼過ぎに起きてからしばらく家でぼんやりして、散歩でもするか、と一緒に街に出る。
ミニストップでソフトクリームやパフェを食べて、おしゃべりして、東急デパートを冷やかしに行って、お腹空いたねとサイゼリヤで夕飯。「嬉しい!楽しい!」とはしゃぐほどではない、ゆるやかな幸福が散りばめられた一日だった。
この友人とは一緒にインドにも行ったことがあって、彼女がどう感じているかはわからないけれど、私はまたいつか彼女と旅行に行きたいと思っている。明確な目的地もなく、ただ町をぷらぷらして美味しいものを食べて眠る。いつかまたそんな日を彼女と過ごしたい。


