2026.02.07.Sat

Diary

外は雪がちらつく寒さ。私は部屋にこもってぼんやりしたり泣いたりしていた。

たとえば本、音楽、映画。紡がれた言葉たち、写真として切り取られた光景。言葉にならず表された絵画、そこに使われた色。あるいはなんら作られず、ただそこにある表情。声にならない呻き。体温。目には見えぬ思考、哲学、そして感情と記憶たち。

褪せたり霞んだりしても、確かにそこにあったもの。

そういったものたちに思いを馳せながら一人で過ごす。
ひとりで過ごしているからこういう感情に襲われるのではなくて、こういう感情にとっぷりと浸らなくては時々現実をやっていけなくなるから、ひとりで過ごして郷愁に飲まれることを選んでいるのだと思う。

過去を振り返りながら、今は存在しない、目に見えない、だけどあったかもしれない可能性や世界に思いを馳せる時間が、私にはどうしても必要だ。回想と想像。

すべては自分が選んだこと。
どんなに溺れているように見えていても、私の人生の手綱は私が握っている。

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